だいはるの同棲生活奮闘記録

2022年7月よりパートナーと同棲生活を始めただいはる。ナマヌル実家生活上がりのヘタレ一般男性が、自立していく上で学んだことを綴ります。

1/3〜1/5 祖父へ贈るレクイエム

こんばんは。
しばらくブログ記載ができませんでした。

その理由について簡潔に綴りたいと思います。















令和3年1月3日 午前 4:00 (医師推定)















私の唯一の祖父が、息を引き取りました。
83歳でした。



死因はよくわかっていません。
突然死であることから、心筋梗塞等の急性疾患である可能性があるとのことでした。














ガキの頃から、よくしてもらって
3歳の頃には東京タワー🗼へ、連れて行ってもらいました。
そこで食べたぶどうシャーベットの味を、今でも鮮明に覚えています。その時、自分は祖父に向かってこう言いました。
 




「今度は俺が、爺ちゃんを東京タワーに連れて行ってあげるよ!!」






22歳で社会人になり金の周りも良くなりました。
本格的に夢を叶えるために、日々計画を練っていた最中



新型コロナウイルスの感染拡大
これによって、私の計画は頓挫してしまいました。
しかし祖父はまだ元気で、コロナが明けたらまだなんとかいけるのではないのだろうか…。










そう希望を思って、令和3年を迎えるも…。
彼との別れは唐突に訪れました。






  




突然のことでした。
早朝親が慌ただしく、外に出て行く様子を見て何かあったのだろうかと思っていました。

まさかこんなことになってしまうなんて、予想だにもしていませんでした。









彼は、私の人生を大きく支えてくれた人でした。

学校でいじめを受けて心が折れそうだった時
スポーツや学業で挫折した時
自分のやりたい仕事が見つからず、悩む日々が続いた時


どんな時でも、祖父は自分の心に寄り添い
そっと導いてくれました。
















そんな中でも、彼と私で作り上げた
一つの文章を綴ります。


「自分を見失うな」
…です。


どんな時でも、自分を見失ったら

何事もうまくいきません。
物事も進みません。
自分に自信が持てません。
生きる気力も失います。


だからこそ、自分を見失ってはいけないのです。





















お通夜、告別式を通して思ったことがあります。


彼は、慣れ親しんだ場所で、お互いによく知った人の中で、コロナや重篤な疾患等に見舞われず、管にも繋がれない状態で逝くことができた。
それだけでも、十分幸せなことなのではないかと。

勝手な思い込みかもしれません。
しかし、医療現場で管に繋がれた状態で、誰にも看取られず最後を迎えるのは、誰でも辛いことは、わかると思います。





私は自分を見失わずに
堂々と天へと昇って行く



彼の姿を見送りました。




















「祖父を東京タワーへ連れて行く。」
この夢は、叶いませんでしたが、せめて彼の心だけでも連れていきたい気持ちがあります。













自分には、人生のパートナーにしたい人がいます。
その人と彼の写真とともに、近いうちに行けたらな。



それが、今の私にできる彼への恩返しかな。
そんな気がします。




ここまで見てくださり、ありがとうございます。
私は心に深いダメージを負いましたが、彼の死を受け入れることが、今は大切なのだと考えています。



おじいさん。
ありがとう。そして、さようなら。




70年後、天国で会いましょう。
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