だいはるの同棲生活奮闘記録

2022年7月よりパートナーと同棲生活を始めただいはる。ナマヌル実家生活上がりのヘタレ一般男性が、自立していく上で学んだことを綴ります。

2/25 今週のお題「試験の思い出」

こんばんは
24日は夜勤でしたので、お休みさせていただきました。


今日は、今週のお題である
今週のお題「試験の思い出」
についてお話でもしようかなと思います。




私は現在
社会福祉士

精神保健福祉士
という資格を所持しております。

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二つとも名称独占の国家資格ですので、大したことはありませんが…。(笑)

いずれもホンモノの国家資格です!



「どんな資格なの?」
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…と思われると思いますので、簡単に説明すると…。


社会福祉士とは
身体または心にハンディキャップを持っている人や、社会的にハンディキャップを持っている方や生活に困っている人に対して…。

  1. 相談に乗り、活用できそうな制度や社会資源の情報提供
  2. その人にとって必要としているサービスや環境につなげたり
  3. 必要に応じて指導も行ったりします。

いわゆる、生活に困ったときの相談員さん…といったところでしょうか?
社会福祉士ソーシャルワーカー(SWer)」とも呼ばれますよ!



精神保健福祉士は…
精神障害精神疾患をきっかけに、社会生活が送れなくなった人に対して

  1. 病院から在宅などへの退院に向けた社会復帰の促進。
  2. 自宅などでの生活問題解決のための相談支援及びメンタルケア
  3. 地域施設の利用や権利擁護を含めた、環境調整の役割

…が主な役割です。こちらはメンタルに不調を抱える方に特化した相談員さんですね。

精神保健福祉士PSW」や「MHSW」とも呼ばれます。
…なんかモンハンみたいですね。


そんな国家資格ですが…。
合格率は
社会福祉士:29.3%(2021年試験)
精神保健福祉士:64.2%(2021年試験)
となっており、社会福祉士の合格率は三割未満と合格利率としてはかなり低めです!

なぜこんなに難しいかというと、社会福祉士は科目数が多く、科目自体の範囲も非常に広いことが挙げられます。よってその科目の全体像が分かっていないと解けないような問題やいやらしいひっかけ問題が作りやすいみたいですね。



さてこのような難易度の高さの試験ですが通常はどちらか(SWerかPSW)の国家資格を選ぶのが大学生だった当時、王道の勉強方法でした。なぜかというと、大学生活を送りながら試験勉強を始めだすタイミングとして、すべての科目を学び終わる大学3年生の中盤から始めることになります。


3年生からは授業やテストに加え
①目的や専攻したい分野に分かれて学びを深めるゼミ活動(当たりはずれあり)
②受験要件にもなる実習
③そして実習で学んだことを報告する実習報告会を行い、
④最後には4年生には卒業のラスボス的立場の卒業論文が待っております。
このような中で受験勉強をしないといけませんから、当然多忙を極めます。
また2つの資格を取ろうとすると実習や実習報告会も2度しないといけません。よって学校内では現実的に2つの資格を取ることは困難であるといわれていました。

まただいはるは、大学生時代から自動車を所持していたため、維持のためにアルバイトもしておりました。2年生が終わり、3年に進級にするにあたって受験をする資格の方向性について先生と面談がありました。自分は「どうせとるなら2つほしいです」と話をしたところ…。担当の先生からは、「バイトをしながら国家試験2つに合格するのは今まであまりない例であり、両立は無理だろう」といわれておりました。


バイトをやめるか、受験資格の見直しを行うか。

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本当に究極の選択だったと思います。

大学3年生になりそんな岐路に立たされていただいはるですが、ここである決心をしました。
2年生までに受けていた模擬試験の結果と勉強を本格的に始めた3年生前期からの結果があまり変わらないようなら、バイトをやめて学業に専念しようか親に相談しよう」でした。その後必死に勉強した結果やればやるほど、模擬試験の点数は伸び順調に合格の二文字に向かって進んでおりました。相方とも勉強をしながら楽しくやっていたあの頃が今思い出すと懐かしいです。しかし、2018年12月より胃腸の調子が悪くなり、毎日のように下痢を繰り返すようになり、黒色便(タール便)が出るようになりました。さすがにおかしいと思っただいはるは胃腸科へ相談したところ、年明けに一度胃カメラ検査をしてみようと担当医より提案されたので、不安半分に同意し年明けの検査を待つことにしました。周りはバイトを辞めて勉強に専念する間、何とかバイトと勉強を継続していただいはるでしたが…。


検査を待っていた年末に、おなかに激痛が走り倒れてしまいました。

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本当にもうだめかもしれないと思いましたが、気が付いたらこんな状態でした。(笑)

意識を失う直前に何とか119番通報をしていたのと、弟が奇跡的に家にいたことが功を奏し、救急隊によって救急搬送されました。結局何もなく脱水症状と過度のストレスということだったのでよかったのですが…。とにかく無理をしないようDr.よりいわれたので、これをきっかけにバイトも年明けから休職し、勉強に専念することにしました。その後の体調面を大学1年生から付き合っていた相方に気遣ってもらい、時には息抜きにも誘ってくれました。


そして試験当日(2019年2月)。
私の住んでいる都道府県では試験を実施していないため、前日からホテル宿泊をしておりました。
試験期間は2日間にわたる長丁場でしたので、早寝早起きを心掛けとにかく最高のコンディションで挑めるようにしていました。電話越しで相方に励ましてもらい、会場に向かうと恩師の先生が応援しに来てくれました。あの頃かけてくれた言葉が今も忘れられません。

内容が良いか悪いかは別。後悔の残る形か残らない形かが大事だ。
→つまり、最後まであきらめずベストを尽くしてこい!…といいたかったのかなと思いました。

試験時間中ですが、なぜかあまり緊張していませんでした。
実は試験の約1か月前にやった模試で、合格基準点を大きく上回っており、なんだかんだで「合格いけるかも?」という手ごたえを感じていたからです。1日目の試験はとにかく今までにないパターンの問題に困惑してしまいましたが、2日目は自分の勉強した部分やテストの出る傾向を抑えていたので、そこがドンピシャにヒット。サクサクと問題を解き、一通り解いた時には残り時間は35分程度残っていました。見直しをきちんと行い、終了時間まで座っていました。





「ベストを尽くすことができた。」
これ以上にない、できばえでした。

結果は一番上にある画像をご参照ください。
平成時代最後の国家試験合格生となりました。(笑)

4年間の努力は無理しすぎてしまいましたが
結果よかったので、よかったです。

しかし、これが今後社会で支障をきたすようでは意味がありません。
体調の悪い支援者に支えられても、十分な支援ができないこともあります。
調管理には細心の注意を払いながら、今後も仕事に励んでいきたいなと思う

人生での一大イベントでした!