だいはるの同棲生活奮闘記録

2022年7月よりパートナーと同棲生活を始めただいはる。ナマヌル実家生活上がりのヘタレ一般男性が、自立していく上で学んだことを綴ります。

7/8 入院の必要性の基準とは

皆さんこんにちは。

今日も業務を行いました。業務を始めた時からずっと悩んでいたことがあります。家族都合で、患者本人を入院させることが任意入院の本質なのでしょうか。中にはたしかに精神症状が伴っていて、入院の必要な方はいます。

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ただ、中には単に家族が見れないからという理由で、患者のシェルターのように、入院を希望する家族さんもいます。他の病院では見てくれないから、特に精神症状は無いけど、独居生活は難しいので入院させたい。なんて理由で、連れてくるのも見受けられます。

私はケースワーカーですから、基本的には患者の福利、権利擁護と社会復権を守るように、考えなければなりません。本人の希望があれば入院は同感ですが…。家族の都合で、本人の居場所を意図的に変えるのはいかがかと思います。

だって、自分がそうされたら嫌ですから。ただ家族さんの言い分もよくわかるので、「それはないでしょ。」言うことはないですが…。やはり、葛藤をしてしまいますよね。本当にこれで良かったのか。これが患者や家族にとって最善の選択だったのか。私はケースワーカーとして、出来ることがきちんとできているか。このようなケースと相対した時、いつも自分のケースワーカーとしての資質を疑ってしまいます。

 

ただ病院の性質上、やむを得ないこともあります。でもなんでもかんでもやむを得ないからという理由で、片付けるのは良くないです。自分のケースワーカーとしての、本来の業務とは乖離することになるからです。

認知症が酷くなる前に、病院として早めの外来や入院等の対応ができるようにしていけたらなと思います。そうすれば、家族対応の幅も広がりますし…、入院の必要性も下がります。入社して3ヶ月なのに、まだこれがうまくいかない。これをなんとかこれができないかと、今すごく悩んでいます。