だいはるの同棲生活奮闘記録

2022年7月よりパートナーと同棲生活を始めただいはる。ナマヌル実家生活上がりのヘタレ一般男性が、自立していく上で学んだことを綴ります。

7/2 愛車に乗って気づいたこと

こんにちは。
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ZC33Sを6/19に納車してから2週間が経とうとしていますが、走行面で気づいたことを少し話してみようかなと思います。

走行面で気づいた点は大きく分けてそれぞれ3点

ポジティブな気づき
①ワイドボディを感じさせない取り回しのよさ
②ターボラグがない!
③ぶん回す気持ちよさよりも、トルクフルな加速を楽しめる


ネガティブな気づき
①シートポジション高すぎ!
②斜め後ろの視野が狭く、死角が増加
③急発進や急ハンドルをすると警告音が鳴る

…という感じでした。



今回はポジティブな面について、簡単にまとめたいと思います。

①ワイドボディを感じさせない取り回しのよさ
先代のZC32S型は全幅が1695mmなのに対し、
今回の ZC33S型は1735mmと約4cmのワイド化となっており、5ナンバー枠から3ナンバー枠へと仕様が変更となりました。

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車内の広さは一目瞭然なのは言うまでもない。(笑)

パッと見では全然わかりません。(笑)

それに、元々コンパクトカーとして出しているベースのスイフトをスポーツ仕様に変更したモデルなので、コンパクトカーとしての良さは、きちんと残っています。普段使いでも全然車体の広さで不便を感じることはありません。
ワイドボディになったと聞くと、「幅広になって少々気を遣う」というイメージがあるかもしれませんが、乗っている身としては特に違和感を感じることはありません!!(新車だから、ぶつけたくないという気持ちがとても強いが故に、気遣っているのは言わない約束。)



②ターボラグがない!
これは、ZC33S型の最大の売りであるエンジン特性にありますね。

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suzukiが開発した1.4L直噴ターボエンジン(K14C型)になります。ノーマルクローズ制御のターボシステムを採用しています。

ターボ車というのは、簡単にいうと
空気を圧縮する装置(タービン)を回して圧縮した空気を燃料と混ぜて爆発させることで、トルクや馬力を手に入れるという方法です。自然吸気(NA)のエンジンに比べてトルク(車の持つパワーを引き出そうとする力)が高いのが特徴です。

電気で例えると
A(アンペア)が馬力
V(ボルト)がトルク
…という感じでしょうか。(笑)(違ってたらごめんなさい🙇)
同じ140馬力でも、トルクが大きい方が基本的には車を進める力は強いのでよく加速します。

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ZC33Sに搭載されているタービンはこちら。🐌

しかし、このターボ車が持つ欠点にターボラグというものがあります。
ターボラグとは、簡単にいうとアクセルを踏んだ時からタービンが空気を圧縮して、ガソリンと混ぜて爆発させるまでの時間のことを指します。

これに時間がかかると…
「アクセル踏んでいるのに全然加速しないじゃん!!」
・・・ということがおこり、ストレスの基になります。

しかし、このスイフトスポーツは特殊なノーマルクローズ制御という特殊な制御方法で、この問題を解消し、ターボラグのないターボ車になっています。(詳細は下記URLから)
kantan-say.com


なので

信号からの発進

交差点曲がった時の加速

車線移動したときの加速

こんなシチュエーションにおいて、ストレスなく気持ちの良い加速が得られます!
どんな乗り味かは、乗ってみて実際に体感していただけるといいかなと思います。ぜひスズキのディーラーさんへ試乗の問い合わせを!!!



③ぶん回す気持ちよさよりも、トルクフルな加速を楽しめる
スイフトスポーツはノーマルクローズ制御のターボシステムを採用することで、もう一つの特徴があります。

それは、低中回転からの太いトルク感です。

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低中回転重視のパワー特性故にぶん回す楽しさは先代に比べ薄れ気味…。

上記のグラフは、先代のエンジンと現行型のパワーの出方をグラフにしたものです。
引用:スズキ・スイフトスポーツのメカニズムを徹底解説!|ハッチバック|Motor-Fan[モーターファン]|ページ 2/3


先代のエンジンのトルクですが
低回転はあまりトルクがなく、アクセルを踏んでも、パワー感がなさそうですね。(実際超スカスカです。)中回転からトルクが落ち始めますが、大きな変化がなく、高回転に向けて馬力とのパワーバンドが重なってパワーが出る仕組みとなっています。
つまり、回せば回すほどパワーがでるということです。(これ最高。)


現行型はいかがでしょうか。
いきなり1500回転あたりから一気に最大トルクに向けてうなぎ登り。2500回転あたりで、最大トルクを発揮しきります。しかし4000回転までにはすでにピークを過ぎてしまい、トルクが落ちてしまっています。
つまり、回してもパワーが伸びす、出だしで一気にスゥ―っと加速するということです。




上記の特徴から、現行型のスイフトスポーツは
低いギアを高回転域で引っ張って、走りぬく高揚感を楽しむ
…というよりは
ギア数をガンガン変えてターボ圧をかけ、スゥ―っと伸びる加速感を楽しむ
そんな味付けの車になっていますね。個人的にはこちらの方が好みかも…??。
ゲームセンターなんかでおいてあるゲームでは、レッドゾーンギリギリの高回転域をバンバン回していくスタイルが主流ですが、そういった高揚感を得たいのであれば、この車では楽しさが少々薄れてしまうかなと思います。むしろ先代のほうが回した時の高揚感はありますね。

このように真逆の性格であるこの新旧スイフトスポーツのパワートレインですが、
普段乗りのことを考慮すれば、こちらの方が②で解説した内容も相まって、使いやすいのではないのかなと思います。





いかがでしょうか。
今回は新型スイフトスポーツの走行面でのポジティブな気づきを3つにしぼってご紹介させていただきました。初登場から3年が経過しつつありますが、まだまだ根強い人気があります。圧倒的なコストパフォーマンスの良さも相まって、老若男女問わずユーザーさんが多いです。ぜひ見ていただいているあなたも一度はスイフトスポーツに試乗してみてはいかがでしょうか。このブログを通して少しでも、スイフトスポーツが、本気で作られた車で、楽しいクルマなんだということが伝わればとおもいます。

次回はネガティブな気づきについてお伝えしていきたいなと思います。
それではおやすみなさい。