皆様おはようございます☀
今日はデスクワークが続いたので、そろそろリフレッシュをしたい気分ですね。なにかあるかな?…という気分ですが、今日は「高齢ドライバー」について、お話ししたいと思います。
ニュースや新聞等で、ここ数年前から話題になりつつある「高齢ドライバーの交通事故」。もう耳にタコができるくらいの、頻度で報道されていますね。昨日も87歳のドライバーが逆走したことによる多重事故や、今日もアクセルの踏み間違えで人身事故になった案件も発生していたそうです。
皆様はこの現状を踏まえて、どの様な印象を抱きますか?「高齢ドライバーから免許取り上げるべきだ」や「定年になったら免許失効させるべき」「反応した時のメリットを増やすべき」色々な意見があると思います。
ここで、私は本当に社会現象的に的になるほど、高齢ドライバーによる自動車事故等が、多いのかについて調べてみました。
警察庁からデータを頂きましたところ、免許を取得している人による、事故の総数は以下の通りとなっています。
こうしてみると、16〜19歳が圧倒的に多いですね。次いで20代が多く、次に80歳以上、70代…といったところでしょうか。高齢ドライバーの事故数はたしかに、中年層に比べると多い傾向にありますが、現状は圧倒的に若者に多いことが言えます。よく私の周りでも、「老害ドライバーは免許返納しろ」と、よく聞きますが…(実際私もそう思う)。そう言っている私含む若者世代も、割と無茶な運転していませんか…?と、思います。特に10代は原付やバイク等の事故も含まれるので、余計に多いのかもしれませんね。
しかし、次の資料「免許取得者における死亡事故率の推移」をみると…
なんと、高齢者が高くなっています…!特に後期高齢者の死亡事故率が跳ね上がっていることが分かりますね。高齢者ドライバーの運転がいかに致死性が高く、またドライバー自体も死亡するリスクが高いかが言えますね。10代も高いですが、バイクに乗っている人が多いので、死亡率が高くなる傾向になります。従ってあまり参考にはなりません。
2つの資料から思った以上に、高齢ドライバーによる事故は起きていない様ですね。ぶっちゃけ若者の方が事故数も率も高いという…^^;。ただ、ここ数年で団塊の世代(第一次ベビーブーム世代)のドライバーが高齢者となり、その結果相対的に高齢ドライバーが急増したから…それによる事故も相対的に急増した。だから、話題になっている。…と考察ができそうですね。
事故をしない様に、安全運転を心がけることも大切ですが…。自分も事故に巻き込まれないように、危険予測を常に意識したドライブを行うことも、若者世代には一掃のこと必要かなと思いますね。