だいはるの同棲生活奮闘記録

2022年7月よりパートナーと同棲生活を始めただいはる。ナマヌル実家生活上がりのヘタレ一般男性が、自立していく上で学んだことを綴ります。

3/30 31 年度末です。

お疲れ様です。
本日で令和3年度が終わりますね。

年度末なんて言葉は
仕事を始めてから本格的に使うようになった気がしますが、実は学生の頃から使われているのはお気づきでしょうか?





そもそも年度とは
一体どんな意味なんでしょう?

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年度とは、「暦年とは別に、事務などの便宜のために区分した1年の期間」のことをいいます。

つまり、目的に応じて定められた1年間のことをいうんですね。





年度の始まりはいつになるかというと…
4月が始まりになりますよね。

なぜ4月なんでしょうね?
考えたことありますかー?(・∀・)ニヤニヤ

そもそも一般的によく言われる年度の正式名称は…
会計年度が元になっています。

会計年度とは「国および地方公共団体の歳入・歳出のくぎりとされる期間。日本では、4月1日から翌年3月31日までとする」と決められています。この会計年度が、4月スタートの年度の元になっているんです。


なぜ4月が年度始めなのか?
会計年度が初めて制度化されたのは明治2年でした。なんと、このときは10月始まりだったそうです。そして、西暦を採用した明治6年1月始まりに変更。しかし、明治8年からは、地租*1の納期にあわせるため、7月始まりになりました。短期間で開始月を変更しており、会計年度の定着までは試行錯誤があったことが伺われますね。

明治17年、富国強兵を実現すべく、軍事費が激増してしまったことを受け、当時の大蔵卿であった松方正義が任期中の赤字を削減するために、次年度の予算の一部をその年度の収入に充てる施策を実施しました。
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 そうなると、次年度の予算が一部足りなくなってしまいますよね。予算繰り上げによるやりくりの破綻を防ぐため、明治19年度の会計年度のスタートを7月始まりから4月始まりに法改正し、明治18年度を7月から翌年3月までの9ヶ月に短縮することで、予算の辻褄をあわせると同時に赤字の削減を実現しました。そして明治19年からは会計年度は4月始まりになり、現在に至っています。
 そのほか、明治時代になると税金は、年貢としてお米を納める方法から現金による納付に変わり、お米の収穫からお米を売り、現金化して納税することが必要になりました。納税までの期間と、納税を受けての予算の組み立てを行う期間を考えて、4月スタートになった、という説もあるみたいです。

つまり、単に季節的な理由や昔からの慣習や風習といった理由でもなく、ちょっとした大人の事情でこうなっているということですね。笑




何事においても、システムやルールには必ず沿革やきっかけがあるのは言うまでもありません。それをふまえると、我が国の沿革や事情などを知るきっかけになるので、一つ賢くなった気がしますね。



今年はみなさんどんな令和3年度でしたか?
だいはるは、一進一退な年度でした。
仕事をはじめてから3年が経過し、できることが確実に増えてきました。特に嬉しかったのが、外部の企業や事業所さんとの相談のやり取りを一人でやるようになったことです。
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一方で周りからの期待が強すぎるあまり、業務量がインフレしており個人で抱えキレなくなりつつあります。故にマルチタスク*2をついついやりがちで、中途半端な作業になって指摘をよく受けます💦
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自分もやらないようにとは思っているのですが、そうでもしないと回らないのが実情。

・仕事の優先順位をつけ、1つ1つ最後までやる。
・仕事の進捗状況を目視できるようにする
・リマインダー機能を使ったやり忘れ防止
・自分じゃなくてもできる仕事は他人に任せる
・必ず確認作業を指さしで行う。

…と色々我ながら試行錯誤しておりますが、中々うまく行きませんねぇこれが。そろそろ個人でどうこうできる問題では無くなっているのかもしれません。

今までは何でも引き受けて捌いてきましたが…断る勇気というこも持つべきという暗示なのでしょうか。

来年度はそろそろ自律性も持たなきゃいけないかなと思いつつ、自分の仕事を不備なくきちんとこなす。そんな一年にできたらなと思います。

それではおやすみなさい。

*1:土地の収益を税源として課される租税。 土地の面積・収穫高・地価・賃貸価格等が課税標準となる。

*2:2つ以上の業務を同時進行で進めること。