こんばんは。
雨が続く日々ですが、調子はいかがでしょうか?こちらはなかなか乾かない洗濯物に悪戦苦闘しながらも、なんとか方法を模索しております。
はじめに(最近気になるセミの鳴き声)
そんな中でも、最近セミがの鳴き声がトーンアップしてきたような印象をお見受けします。
鳴き声的にニィニィゼミでしょうか。今日はそんなセミのことについてサラッと綴ろうかな?
地方によって違う分布
セミの分布は、地方圏によって異なるらしいです。我々が住んでいる、関西地方某所のセミの移り変わりとしては以下の通りとなっております。
①ニィニィゼミ(7月初旬〜8月初旬)
↓
②アブラゼミ・クマゼミ(8月)
↓
③ツクツクボウシ(9月〜)
※場所によってはヒグラシも聴けます
関東圏や涼しい場所だと違ったセミがいるみたいですね。ミンミンゼミなんか有名ですが、関西圏では全くと言っていいほど見かけません💦
セミにとって超大事な成体期間
家の近くのとある壁に、セミの抜け殻がありました。セミのうるさくなる時期が近くなりそうです。
しかし、セミにとってこの成体になってからの活動は非常に大事な部分なんです。さて、どんなセミ生なのでしょうか?
セミの大まかな一生
何故ならセミにとって成体になってからは、自分の子孫を残せるか否かの、セミ生の中でも最も大事なイベントだからです。
セミは卵から生まれて、成体になるまで…
実に、5年間を土の中で過ごします。
そして幼体として成長し切ると、木の上までよじのぼり脱皮します。
こうしてできあがった幼体の成れの果てが、所謂抜け殻…になります。我々の認識としては、気がついたらあるみたいな形になるわけです。(子供達の自由研究の素材に使われるとか)
わずかな時間に流れる爆速ライフサイクル
ちなみに、成体になってからの寿命は…
なんと、7〜10日しか無いといわれています。
つまり、セミは
この残された時間の間で…
①カップリングをする
②交尾をする
③子孫を残す
…という、セミ生の爆速ライフスタイルを完結させなければならないのです。
つまりこの鳴き声がうるさい期間は
セミの一大お見合いパーティ期間
ということになります!!
故に、なんとしてもオスにとってはメスに振り向いてもらうようにしないといけないわけですよ。
→それが、このうるさい鳴き声…になるんですね。この鳴き声こそ、セミの求愛行動みたいなモノらしいです。
酷すぎる現実
ちなみに、見事カップリングをして子供を残すことができたメスセミは息絶えて死んでしまいます。
→つまり、日が経つごとにメスは減り続けると言う地獄のようなタイムリミット付きです。カップリングをできずに、1週間が経過すると…天寿を全うして、セミは息絶えます。
そりゃあ抵抗したくなる気持ちもわかります。
(手段についてはあえて言及しませんが。笑)
おわりに
そんな中で、必死に鳴いているセミですから、あまり煩わしさを感じずそっと見守ってあげるのが人間としての勤めかもしれませんね。また一つ賢くなった気がするだいはるでした。