だいはるの同棲生活奮闘記録

2022年7月よりパートナーと同棲生活を始めただいはる。ナマヌル実家生活上がりのヘタレ一般男性が、自立していく上で学んだことを綴ります。

3/22 昼 最近のトピックス「有給について」

来月から働き方改革による、改革案が施行されますね!

色々な改正点ありますが、皆さんが一番馴染みのあるものといえば「有給5日消化の義務化」ではないでしょうか?

 

日本は世界有数の有給取得率が低い国として、悪い意味で有名ですね。

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日本の有給取得率はなんと50%で、三年連続最下位という不名誉な功績まで上げてしまっています。また、有給を取得するにあたって、罪悪感があると回答した人は58%と職場内の二人に一人が罪悪感を持ちながらも有給を取ってしまう実態があるそうです。

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「働くこと」や「苦労」「辛い思い」という言葉に、美徳を昔から受け継がれている日本の労働市場では、有給取得に関して消極的になりやすい傾向があるのかもしれませんね。

また、有給を取るにあたって罪悪感のある国のランキングを見てみると、福祉制度が乏しい又は、国が消極的に施行している国が上位を占めていることがわかります。アスピン・アンデルセンが提唱する、「自由主義ジーム」や「家族主義レジーム」と呼ばれるに値する国が上位を占めています。

今日の日本社会では、ストレスが常に伴う超ストレス社会に直面しているのは誰もがわかっていると思います。そしてとの業界でも、人材不足やマンパワーの不足を背景に有給を取らせない環境ができてしまっているのも事実です。

しかし有給とは労働者である以上、使うことのできる権利であります。それをあえて企業側の都合で日程調整や買収、使わせないといったことは絶対にあってはなりません。

罪悪感や遠慮という言葉にとらわれず、権利として活用しやすいような環境作りが、今日の現場では求められると私は考えます。

 

画像引用https://www.google.co.jp/amp/s/m.huffingtonpost.jp/amp/2018/12/10/vacation-japan_a_23613757/