こんばんは。
昨日は夜勤でしたので、一日自分のペースで作業をすることができました。
夜勤が終わると、翌日はお休みでしたので今日一日ゆっくりとすることにしました。
なんだか、お休みの日って・・・。
極端にテンションが上がって、元気になることもあれば…。
何もしたくなくて、ただ寝ていたい・・・。
いろんな時がありますよね。
せっかくもらったお休みで、尚且つ自分一人だけの時間を過ごすことのできる貴重な時間です。今日は後者の「なにもせず」ゆっくり過ごす時間に充てることにしました。常に頭を動かす仕事な割には、体は動かしにくい職場なので、どうしても疲労のバランスが悪いので、ストレスに感じてしまうことがあるわけです。ひとしきり休んでから、家の中の掃除を一通り済ませておきました。特に水回りの掃除は、定期的にしないと、見るに堪えないほど汚くなりますからね。定期的にしています。
急速に増える情報量
平成時代から令和時代にかけて、IT化やSNSの普及が目覚ましいほど進み、人が一人に対して得るまたは与える情報量は、急速に増加しています。総務省によれば、1996年から2006年の10年間で、人々が接することの出来る情報量は530倍に増加しているみたいです。
ちなみにだいはるが生まれたのが1996年なので、だいはるが生まれてから10歳になるまでの間になります。情報に触れる量がおおよそ530倍以上の手間がかかるということです。言い換えれば、嫌でも入ってくる情報量もそれに比例して増えている可能性があるということです。
SNS見ていて
得た情報のうち、自分にとって有益な情報って、ぶっちゃけ数えたことあります?(流動的流れてくる情報も含みます。)
多分、80%〜90%くらいがどーでもいい情報(注目していない、興味のない情報)だとだいはるは思いますが、いかがでしょうか?
たった1〜2割の有益な情報のために、膨大な数の情報を取捨選択していたら、そりゃ脳も疲れますよね?
人間が処理できる情報量は、限界がある。
つまり、人間が一度に得ることができる情報量のキャパシティーがあるということです。
人間が一度に処理することのできる情報に関して、こんな論文があるみたいです。
7±2という数字がマジカルナンバーと呼ばれています。
→人間の短期記憶(一時的に記憶できる物事)の限界はせいぜい7つのまとまり(チャンクと呼ばれる)くらいであるというものです。
ジョージ・ミラーという心理学者が1956年に発表した論文によるものですが、もしかしたら聞いたことがあるのではないでしょうか?
しかし…。
最近の研究で実は、容量はもっと限られているという証拠が増えてきているみたいです。
2001年には・・・。
ネルソン・コーワンという研究者によって「マジカルナンバー4」というタイトルのついた論文が発表されました。
その内容は・・・。
容量の限界は4(±1)チャンクといわれています。
→人の処理能力が低下しているわけではありません。
多すぎる情報量に対して・・・。
①人間側が限界を超えないように情報を意図的に遮断する人。
②情報量の遮断が機能せず、情報を入手するだけで疲れている人。
③上記理由により、パフォーマンス低下を起こしている。
④一つ一つの情報が複雑化、多様化している
つまり、現代社会において増加しすぎた情報量や要素が我々に嫌でも入ってきてしまいます。故に、その処理に追われてしまい、何もしていないのに疲れてしまっている我々人間がいるということです。
また、疲れていなくても脳が感じている負担は増加しており、社会全体がそれだけ複雑化しているということですね。
この世は情報であふれかえっています。
そんな中で、自分にとって有益な情報と、不要な情報または害をもたらす可能性のある情報を常に取捨選択しないといけない状態です。我々は知らず知らずのうちに、それを行っておりますが負担が常にかかっていることも確かなのです。
→つまり、時には休ませてあげることも必要なのです。
そんな時に必要なことが・・・。
何もしない。考えない時間を設ける
・・・ことだそうです。でも、確かに言われてみれば、何かするということは常に情報が入ってきて、取捨選択を常にすることになりますもんね。それでは脳に負担を結局かけていることと同じ。本当に何もせず、ただ成り行きに任せて、生活するときも時には必要であるということです。
そう思うと、脳にとって何もしない時間・・・。
睡眠時間というものは非常に大事ですね。
まとめ
・休みの日となると、テンション上がるときとなにもしたくないときがある
・1996年~2006年の間で情報量が530倍。現在も累乗的に増加している。
・人間の短期記憶(処理能力)の限界は7~4個程度(諸説あり)
・なにもしない時間が大事