こんばんは。
本日は仕事場であったとあるエピソードにちなんで、こんなことわざがあることを知りました。
本日のことわざはこちら。
「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの。」
というものになります。
意味としては・・・。
子どものいたずらなどは誰しも身に覚えがあるので叱るべきではないし、自分もいずれ年をとるので老人を笑いものにすべきではないということ。
になります。
我々も社会人になって
「考え」や「常識」や「当たり前」などの価値観や固定観念を持つようになっていると思います。
そこで、自分たちが共有している「考え」や「常識」や「当たり前」に反する出来事や理不尽と感じた出来事に遭遇することがたくさんあると思います。
そんな時についつい・・・。
「そんれは当たり前だろ」
「時代遅れも甚だしい」
「〇〇なんだからさ・・・」
・・・と、他者を蔑むようなことを言ったりしていないでしょうか??
~自分も今日仕事をしている中でこんな出来事がありました。~
他部署からの情報の引継ぎがだいはるに伝わっておらず、他部署の情報共有に支障が出ておりました。
それを踏まえて、先輩Aにだいはるが相談を持ち掛けました。
だ「できることなら、報告事項やタスク処理依頼、情報共有するときは電話とかではなく、社内専用のチャットなどのツールでしてほしいですね。電話だと自分が出られるタイミングって限られますし。そちらでしてもらった方が効率的だと思います。文字できちんと残りますから、私も失念によって忘れませんし。それくらいならできると思うんですがね・・・。せっかく各部署にIPADがあるわけですし、上層部も活用してくださいと提言しています。」
先輩A「それでもねえ、他の部署の方はだいはる君みたいにPCスキルや、ノウハウのある職員さんばかりじゃないんだよね。だからできる人とできない人の差ができてしまうと、できない人に合わせていってこちらが配慮しないとさ。回らないじゃん??」
だ「僕らの部署では積極的に使うように上層部から言われていますけど、他部署ではそれ言われていませんよね。これって不平等じゃないですか?自分たちだけ言われて、他部署は『負担軽減のために』という名目でよしよしされるのはなんだか腑に落ちません。」
先輩A「だいはる君の言うことはごもっともだよ。ただ僕らも今思えばと感じているけど、自分たちもいずれは言われる立場になるのかもしれないんだよね。その時に同じことを言えるのかなってね。心の中で思う分にはいいかもしれないけど、それをストレートに言うとこちらにもしっぺ返しが来るかもしれないからさ。気をつけた方がいいと思うよ。確か、『年寄り笑うな行く道だもの』っていうしさ。」
だ「自分もそんな、誰にでも言うつもりはありませんよ(笑)。ここだけの話にしておきます。今後は自分が「これはどうなっているのだろう」と思ったら、確認作業をその都度行うようにします。(なんだか腑に落ちないだいはる)」
自分たちにとっての当たり前って、それ本当に当たり前かな??
自分たち平成及び令和世代は、PCやスマホなどを当たり前のように使っています。
しかし、その当たり前が果たして昭和初期の方に伝わるかというと・・・。
そんなわけありません(笑)
自分より年配の方に・・・。
PCやスマホはおろか、ワープロやポケベルすら怪しい世代です。何なら黒電話の時代です。
→そんな世代の方にスマホの使い方を理解しろなんて高度な技術を求めるのは、確かに無理があるかもしれませんね。(笑)
逆にベテランの方が自分たちに・・・。
自分たちが新人時代や過去にしてきた失敗や失態を大きく責め立てたり、晒し物にしたりされたことがあったでしょうか?
私の職場では少なからず、ありませんでした。
→というか、あったら問題です。
家に帰って考え直すと…。
「周りの方が自分の失態に叱りもせず向き合ってくれるのに、自分だけ文句を言うのはなんだか違うかな。」
→家に帰って落ち着いて考え直してみると、あの時の自分の発言の軽率さに少々反省…。
しかし、自分の率直な気持ちや思いをきちんと聞いてくれる職場や先輩(同僚)との関係性を持っておくことは大事なのかなと思いました。また、人に物事を依頼したり求める際は、その人の業務適正や得意不得意を見極めたうえで、依頼してみたりコミュニケーションをとってみることが大切なのかなと考えました。
いやなことや苦手な仕事をむやみに任されるのは、自分だって嫌ですしモチベーションも下がってしまいます。
しかし、苦手な仕事でも最低限出来ないといけないこともあると思います。その際はともにレベルを合わせて必要に応じて教えあったりしていくことで、共にスキルアップできるようなかかわりが必要かなと思う今日この頃です。